☆この記事はこのような人におすすめです。
・ディレクターズカット版となって再放送された2夜連続放送のスペシャルドラマ『LEADERS リーダーズ1』のあらすじを知りたい。
・ドラマ『リーダーズ1』のキャストについて知りたい。
・撮影していたロケ地やドラマを見た感想を知りたい。
ドラマ『リーダーズ1』は、トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎氏をモデルにしたストーリーで、初の国産車開発に尽力した人々の生き様が史実に描かれています。
主演を務めるのは、演技力に定評のある俳優・佐藤浩市。
演出は「半沢直樹」、「下町ロケット」などの福澤克雄氏が手掛けています。
また、その他のキャストに香川照之や宮沢りえ、山口智子らといった豪華な俳優陣が参戦
2014年の放送を見た人の感想としては、「若干、半沢直樹っぽいところがある」という声が聞かれましたが、中々の評判だったと思います。
本ドラマは続編『リーダーズ2』を放送する前の特別企画として、前回放送分をディレクターズカット版に編集し直したのを再放送。
あらすじなどをもう一度確認しておきたいのですが、まず、全国各地で撮影されたロケ地においても、大がかりなドラマだったことをお伝えします。
ドラマ リーダーズ1のあらすじ
ドラマ『リーダーズ1』は、トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎氏をモデルにしたストーリーなだけに、トヨタ自動車全面協力のもと、制作されています。
第二次世界大戦前後、日本の未来のために仲間を信じ、もの作りに人生を賭けた人間たちの生き様を、史実に基づいたオリジナルなあらすじ。
キャストの佐藤浩市がリーダーシップの愛知佐一郎役として、佐一郎と共に国産自動車開発の夢を追いかけます。
その他キャストには、吉田栄作が後にアイチ自動車の労働組合委員長になる北川隆二役、萩原聖人が経理部長の近藤利郎役を担当。
ドラマ「半沢直樹」での熱演が話題となった香川照之が、財部総裁役を演じる中村橋之助の元秘書・山梨良夫役として再び熱演をふるいます。
第二次世界大戦前、欧米先進諸国における自動車産業が持つ圧倒的技術力、産業力を目の当たりにしたある青年は、帰国と共に自らの手で国産自動車産業を育て上げたいという夢を燃やしていた。
青年の名は 愛知佐一郎 。
当時、父である愛知佐助が発明した自動織機は欧米企業から特許権を高額で買い求められるほどになっており、彼はその製造を手掛ける愛知自動織機の常務を務めていた。
自動織機会社の重役でありながら、自分の目で見たアメリカ自動車産業の隆盛を忘れられない佐一郎は、「 これからは日本にも車の時代が来る。」 と確信し、当時としては無謀とも言われた国産自動車の開発に乗り出すことを決意する。
佐一郎は早速、必要な技術者を自動織機の工員の中から選び出し、更には大学の同窓を頼って各技術の指導を仰ぐなど、開発を推し進めた。
しかし愛知自動織機の社長を務める 石山又造はこれに猛反対。
資金を一度は捻出するが、その後は自分の責任で資金集めもするよう通告する。
「日本人の為の車を、日本人の手によってゼロから全て創り上げる。それが俺の理想の国産車だ。」 ― 集めた工員たちの前で高らかにそう宣言した佐一郎だが、車の心臓とも言えるエンジンの鋳造工程で早くも大きな壁が立ちはだかることになった―。
愛知佐一郎 の強力なリーダーシップと、それを支える仲間たちの努力によって、彼らはついに試作車第一号を完成させることに成功した。
しかし5年の歳月を費やしてようやく乗用車を完成した時には、皮肉にも戦争の足音が迫っていた。
軍用トラックの生産などによって戦時中の苦難を乗り切った佐一郎たちだったが、ようやく終わった戦争の後も日銀の金融引締めによる大不況という荒波が待ち受けていた。
会社の幹部総出で資金調達に奔走したものの、その中で取締役経理部長として資金調達の中心的存在だった 近藤が倒れ、帰らぬ人となる。
銀行団の協調融資がまとまらない中で、佐一郎たちは起死回生の策として日銀に救済を申し出ることにしたが、そのとき、日銀名古屋支店長に就任したのは国内の自動車産業保護に消極的な 財部総裁の元秘書・山梨良夫 だった。
資金難、人員整理に伴う労働争議、佐一郎の病とその後も次々と苦難が待ち受けるが、彼らは決して諦めることなく、前向きに進んでいく。
引用元:リーダーズ公式サイト
ドラマ リーダーズ1のキャスト
愛知佐一郎ー佐藤浩市
愛知晴子ー山口智子
愛知洋一郎ー溝端淳平
愛知正二ー椎名桔平
石山又造ー橋爪 功
山梨良夫ー香川照之
財部 登ー中村橋之助
東山雪乃ー宮沢りえ
北川隆二ー吉田栄作
隈沢和志ー市川右近
近藤利郎ー萩原聖人
三宅光男ー高橋和也
太田耐介ー緋田康人
桜井 武ー金子 賢
島原清吉ーえなりかずき
島原美鈴ー前田敦子
児島正彦ー吹越 満
加藤 喬ー金田明夫
神田征太郎ー神保悟志
山崎 亘ー岡田浩暉
志村武史ー冨家規政
高瀬善造ー須田邦裕
梶田健二郎ー戸田昌宏
梅谷 守ー橋爪 遼
藤城 貢ー勝 信
高瀬真紀ー寺島 咲
西尾成次ー伊東四朗
ガラス工場の斉藤ー原田泰造
ゴム工場の山田ー六平直政
ドラマ リーダーズ1 ドラマのロケ地と感想
ドラマ『リーダーズ1』のロケは、全国中で撮影が行われました。
第二次世界大戦前後のストーリーということもあり、古い建築物と手入れの行き届いた外観をもつ「グンゼ」の綾部本社がロケ地に使用されたようです。
他にもドラマや映画などのロケ地としてよく使用される「名古屋市役所」や「愛知県庁」。
トヨタの物語だけあって「ユニチカ豊橋事業所」、「トヨタ元町工場」、「愛知県立時習館高校」、「豊橋市公会堂」も撮影に使用されています。
※その他のロケ地
桃井製網赤穂工場(兵庫県赤穂市)
日本毛織加古川工場(大阪市中央区)
豊郷町立豊郷小学校(滋賀県豊郷町)
福島県立安積高校(福島県郡山市)
ドラマ『リーダーズ1』を見た人の感想は、「情熱が伝わってきて良かった」という人もいれば、銀行や融資の場面、キャストなどが「半沢直樹」と被り、「いまいちだった」という感想もあります。
他にも話の展開が早く、「連ドラのようにもう少しゆっくりと見たかった」という人や、「感動で涙が出た」など、総合的に見ると評判は良かったようです。
後日放送された『リーダーズ2』は、国産自動車の開発にまい進するアイチ自動車の愛知佐一郎と、佐一郎を販売面で支えた男たちのストーリー。
キャスト陣の入れ替わりもあり、また一味違った作品になっていたので、注目が集まったのです。