☆この記事はこのような人におすすめです。
・2017年4月にフジテレビ系にて連続放送されたドラマ「女の勲章」のモデルを知りたい。
・ドラマ「女の勲章」のあらすじとキャストを知りたい。
「女の勲章」は、山崎豊子氏の同題小説が原作のスペシャルドラマです。
ドラマ「女の勲章」のあらすじは、大阪・船場の羅紗問屋の娘として育った主人公・大庭式子が戦争で家族や家を失った後、神戸で洋裁学校を立ち上げ、ファッションデザイナーとして成功していく渦中を描いています。
また、過去にさかのぼること1961年、同名 「女の勲章」は映画化され、1962年と1976年にはいずれもフジテレビ系でドラマ化されました。
そして、今回のドラマを彩る豪華キャストには、主人公・大庭式子役を松嶋菜々子。
登場する女性4人を翻弄する野心家の八代銀四郎役を玉木宏。
式子の弟子である3人の女性、津川倫子役をミムラ、坪田かつ美役を相武紗季、大木富枝役を木南晴夏が演じています。
そこで今回は、ドラマ「女の勲章」の気になる点についてまとめてみました。
ドラマ 女の勲章のモデル
小説『女の勲章』の著者・山崎豊子氏は、1958年に「花のれん」で直木賞を受賞しています。
これまで山崎豊子氏の小説がドラマ化された作品には、「白い巨塔」、「不毛地帯」があり、映画化されたものに「沈まぬ太陽」などがあります。
なお、原作『女の勲章』のモデルとしている人物ですが、一説には上田安子氏、近藤年子氏といわれていますが、実際は存在しないのだとか。
著者である山崎豊子氏が2013年に亡くなっているので確認できませんが、フジテレビ公式サイト上に「モデルの存在なし」と説明が記載されています。
ドラマ 女の勲章のあらすじ
松嶋菜々子が主演のドラマ『女の勲章』のあらすじは、大阪・船場の裕福な羅紗(ラシャ)問屋の娘として生まれた大庭式子が太平洋戦争で家族と住む家を失った後、洋裁学校を立ち上げ、ファッションデザイナーとして成功する物語。
その渦中で3人の女弟子と1人の男を巡り、女たちの欲望うずまく愛憎劇を描いています。
大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)は、戦争で家族も家も失ってしまう。
焼け野原の中、これからは洋服、婦人服の時代が来ると感じた式子はミシンと共に立ち上がり、洋裁教室を開く。
それから数年、式子の洋裁教室は人気を呼び、三人の弟子・倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)と共に、甲子園に服飾学校の設立に乗り出そうとしていた。
そこに、東大卒の美男子・八代銀四郎(玉木宏)が現れ、自分を雇うよう迫る。
開校を目前に控えた式子の前に関西デザイナー協会会長・安田兼子(浅野ゆう子)が立ちはだかり…。
様々な野望、欲望がうずまくなか、式子を助けながら次第に学校の主導権を握っていく銀四郎、そして3人の弟子たち……欲と策略の愛憎劇の幕が開こうとしていた。
成功への階段を上り始めた式子は、大阪から、東京、そしてパリへとファッション業界を舞台に羽ばたいていこうとしていた。
しかし一方で、銀四郎(玉木宏)と関係を持つ女弟子たち(ミムラ、相武紗季、木南晴夏)への嫉妬心で心身ともに疲弊していた。
そんな折、銀四郎の恩師・大学教授の白石(長塚京三)が、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていき…。
ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…
引用元:女の勲章公式サイト
ドラマ 女の勲章のキャスト
ドラマ『女の勲章』のキャストには、様々な野望、欲望がうずまく展開に式子を助けながら次第に学校の主導権を握っていく八代銀四郎役を玉木宏が担当。
自分の目的をかなえるため式子の下で激しくしのぎを削り合う3人の弟子、津川倫子役をミムラ。
坪田かつ美役を相武紗季、大木富枝役を木南晴夏が演じています。
さらに、式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長・安田兼子役に浅野ゆう子と、豪華キャスト陣が集結したのでした。
・大庭式子/松嶋菜々子
・八代銀四郎/玉木宏
・津川倫子/ミムラ
・坪田かつ美/相武紗季
・大木富枝/木南晴夏
・安田兼子/浅野ゆう子
・曾根英生/小澤征悦
・野本敬太/駿河太郎
・キヨ/江波杏子
・白石庸介/長塚京三
ドラマ 女の勲章の衣装
ドラマ「女の勲章」で注目なのは、主演の松嶋菜々子が約5時間のドラマの中で60着以上の衣装を着替えているところ。
これはドラマの舞台がファッション業界とあって、主要キャストの衣装は約200着用意されたといいます。
時代背景とともにキャストの衣装が変わっていくのは、このドラマの見どころの一つとなっています。
その他にも、キャストの玉木宏が女性4人を翻弄する野心家の八代銀四郎を演じているのですが、巧みにまくし立てる大阪弁を話すところなどに注目です。
八代銀四郎は東大卒で頭脳明晰。
ドラマ 「女の勲章」での八代銀四郎は、デザイナー兼服飾学院長の大庭式子のビジネスパートナーで、同学院理事。
女の欲望渦巻くファッション業界を軽やかに飛び回り、女性たちを翻弄し、学校の主導権を握っていきます。
そして、みごと銀四郎の策略にはまった式子と愛弟子、倫子、かつ美、富枝の3人は、次第に自身の欲望から火花を散らします。
玉木宏はこれまで「いい人」を演じることが多かったのですが、「今回こういう役も楽しい」とコメント。
登場人物それぞれが誰かを陥れるためではなく、自分がのし上がるための野心が渦巻いているストーリーは、見る者に強烈なインパクトを与えています。