☆この記事はこのような人におすすめです。
・新参者シリーズの映画「祈りの幕が下りる時」の相関図を見たい。
・映画「祈りの幕が下りる時」の子役キャストについて知りたい。
・本編のあらすじを知りたい。
祈りの幕が下りる時は、大人気作家・東野圭吾の同名長編推理小説を映画化した作品です。
原作は、現在10作品からなる加賀恭一郎シリーズで、累計1200万部の超ベストセラーとなっています。
さらに、シリーズの連続ドラマは、たちまち大人気となり高視聴率を連発。
その新参者シリーズが、この作品でついに完結します。
そんな映画「祈りの幕が下りる時」は、主人公・加賀恭一郎の過去に迫るとともに、父親との確執の原因であった加賀の母親の謎が解けるのも、見どころのひとつになっています。
また、松嶋菜々子の幼少期を演じたキャストの子役・桜田ひよりの演技に号泣者が続出。
これまでのシリーズの中で、最も親子の絆を感じさせてくれる作品となっています。
そこで今回は、映画「祈りの幕が下りる時」の人物相関図や、キャストの子役・桜田ひよりについてまとめてみました。
映画 祈りの幕が下りる時の人物相関図
映画「祈りの幕が下りる時」は、原作の著者である東野圭吾らしい複雑な人物相関図と、目まぐるしく転回するストーリーが特徴です。
そして、本作品は何といっても「親子愛」が最大の魅力です。
例えるなら、「泣けるヒューマンミステリー」といったところでしょうか。
劇中ではいつものように、加賀恭一郎が複雑に絡み合った心の糸を読み解き、事件解決へと導いて行く。
その温かいやり取りに誰もが号泣すると思います。
そんな新参者シリーズがついに最後の事件を迎えるわけですが、最後の謎解きもこれまた東野圭吾らしい感情あふれるシーンになっています。
主人公は、警視庁捜査一課から日本橋署に配属になった新参者刑事・加賀恭一郎。
阿部寛演じる加賀恭一郎は、人の心を読む天才で、ウソを見抜き人の心の謎を解きます。
加賀恭一郎とバディを組むのは、警視庁捜査一課の刑事・松宮脩平。
松宮修平は加賀恭一郎といとこの関係で、本作品では加賀に対し、敬語を廃止して撮影に挑んでいます。
そして、その他に登場する人物相関図ですが、まずは今回の作品のキーマンになるのは、浅居博美演じる松嶋菜々子です。
浅居博美は、東京都葛飾区小菅のアパートで発見された「絞殺死体事件」の鍵を握る舞台演出家で、演じる松嶋菜々子と阿部寛は初共演。
なお、映画の舞台が滋賀ということもあり、関西弁のセリフを言う松嶋菜々子にも注目です。(中島ひろ子が演じる被害者・押谷道子は、滋賀県在住)
さらに、豪華俳優陣が映画「祈りの幕が下りる時」に集結。
レギュラー陣からは、加賀恭一郎の父親・加賀隆正役の山﨑努、看護師・金森登紀子役を演じる田中麗奈が出演しています。
出典元:ciatr
・加賀恭一郎 – 阿部寛
・加賀隆正 – 山﨑努
・浅居博美 – 松嶋菜々子
・浅居博美(20歳) – 飯豊まりえ
・浅居博美(14歳) – 桜田ひより
・浅居忠雄 – 小日向文世
・浅居厚子 – キムラ緑子
・松宮脩平 – 溝端淳平
・金森登紀子 – 田中麗奈
・苗村誠三 – 及川光博
・田島百合子 – 伊藤蘭
・宮本康代 – 烏丸せつこ
・大林(警視庁捜査一課主任) – 春風亭昇太
・坂上(警視庁捜査一課刑事) – 須田邦裕
・石垣(警視庁捜査一課刑事部長) – 上杉祥三
・横山一俊 – 音尾琢真
・押谷道子 – 中島ひろ子
・上川菜穂 – 杏(カメオ出演)
・田倉慎一 – 香川照之(カメオ出演)
・米岡彰文 – 恵俊彰(カメオ出演)
映画 祈りの幕が下りる時は子役キャストの演技に号泣?
映画「祈りの幕が下りる時」は、見た人の多くが号泣する感動大作になっています。
その涙を誘うシーンで、「この子役は誰?」と言わしめたのが、女優の桜田ひよりです。
松嶋菜々子の幼少期を演じた桜田ひよりは、当時、中学3年生の子役。
劇中で見せた小日向文世との親子関係で、見た人を感動させました。
また、小日向文世といえば、コメディのイメージがどうしてもあるのですが、本作品に限っては、父親・浅居忠雄役を演じて共演者を泣かせたそうです。
当然、桜田ひよりにも共演者から「すばらしい!」と絶賛の声が集まったということですが、そもそもこの天才少女は一体誰なのか?
子役上がりの桜田ひよりは、2002年12月19日生まれで、現在19歳。
幼い頃は、「クラージュ・キッズ」に所属し、成田ひよりの名前でキッズモデルとして活動していました。
その後、現在の桜田ひよりに改名するとともに、「研音」に移籍。
ドラマデビューしたのは、2013年11月23日に放送された「冤罪死刑」で、その後は、同年放送の連続ドラマ「明日、ママがいない」で芦田愛菜や鈴木梨央らと共演。
翌年の2014年は、TAKAHIROや岩田剛典らEXILEメンバーが出演していた連続ドラマ「ワイルド・ヒーローズ」で、記憶喪失に陥っている少女・五嶋日花里役を演じて注目されたのです。
そして、「ワイルド・ヒーローズ」で注目された桜田ひよりは、麻雀漫画『咲-Saki-』の実写化ドラマ、映画「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」の主演に抜擢され話題に。(先代の主演は浜辺美波)
また、ティーン向け雑誌「Seventeen」の専属モデルに選ばれるなど、幅広く活躍中です。
新参者シリーズを見たことない人でも楽しめる?
「新参者」それは、警視庁捜査一課から日本橋署に配属になった刑事・加賀恭一郎を主人公とした連続ドラマです。
まず、ドラマは、2010年4月にスタートし、2011年にはスペシャルドラマ「赤い指」が放送されました。
「赤い指」は、事件と並行して、加賀恭一郎と父親の確執について、家族のあり方について問う作品となっています。
2012年には、映画「麒麟の翼~劇場版・新参者~」が公開。
「麒麟の翼」は、日本橋で起こった殺人事件のその裏にある切なくもはかない真実に多くの人が涙したのです。
そして、2014年は「眠りの森」がスペシャルドラマ化。
「眠りの森」の加賀恭一郎は、バレエダンサーたちの絡み合う悲しき真実をひも解き、シリーズの人気を確固たる地位に導きました。
なので、映像化される度に話題となる「新参者シリーズ」の魅力は数え切れないほどあるわけですが、果たして、「祈りの幕が下りる時」はシリーズを見たことなくても楽しめるのでしょうか?
結論から言うと、見たことがなくても楽しめると思います。
ただし、人間関係など、細かいところを知っておくことに越したことはないでしょう。
映画「祈りの幕が下りる時」は、過去の作品からの続きというわけではありませんが、知らないと気づけない伏線や描写が出てくるので、出来れば、過去の作品を見ておくことをお勧めします。
映画 祈りの幕が下りる時のあらすじ
東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。
被害者は滋賀県在住の押谷道子。
殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。
やがて捜査線上に浮かびあがる美しき舞台演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。
しかし彼女には確かなアリバイがあり、捜査は進展しない。
松宮脩平(溝端淳平)は捜査を進めるうちに遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。
その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。
それは失踪した加賀の母に繋がっていた—。
引用元:TBSチャンネル